2009年3月7日土曜日

NHKニュース:大阪生野区の71歳のおばあさん、ひったくり強盗を捕まえる!

このおばあさんはエライ:
NHKニュース 71歳女性にひったくり降参: "7日午前、大阪・生野区の路上で自転車に乗っていた71歳の女性が後ろから来た自転車の男にかばんをひったくられました。女性は、およそ300メートルにわたって男を追跡し、かばんを取り返しただけでなく、逃げた男をなおも追いかけて取り押さえ、警察に引き渡しました。"

大阪人にとって自分のお金は何よりも大事なもの。盗まれることは許し難いことなのである。大阪では「振り込め詐欺」はほとんど発生しない。これは大阪人がガメツイとか言う以上に、振り込め詐欺に遭ってしまう他の地域の人がナイーブすぎることが原因だろう。長年、他人(お上や隣組の人)の言うことにはへいへいと従ってきた習性が影響しているのだと思う。

実質価値より高い値段で売り付けられることは、泥棒に遭うことと同じだ。このおばあさんみたいに大いに怒るべきなのである。しかし、昨今、実質が伴わない商品に「産地ブランド」とやらをくっつけることで高値で売る泥棒商法が横行しているようだ(特に農産物)。安い外国品を制度的に買えないようにしておいて国産品を高く売り付けるというやり方は泥棒と同じだ。合理的人間は激怒するはずのものだが、いまだに騙される人が多いということは、ニッポンにはまだまだイナカモンが多いと言うことである。

悲しむべきことである。

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